1日乗り放題きっぷの効果 東北新幹線3月前半の利用者がコロナ前の同じ時期を上回る

東北新幹線の3月前半の利用者が、新型コロナ感染拡大前の同じ時期を上回りました。1日乗り放題きっぷの効果が出ました。

JR東日本が22日の定例会見で明らかにしました。3月1日から17日までの東北新幹線の利用者は、新型コロナ感染拡大前の2019年の同じ時期を6%上回りました。コロナ前を超えるのは初めてです。

バレンタインデーからホワイトデーまでの間の平日限定で使える1日1万円乗り放題のきっぷ、キュンパスを売り出し、効果が出ました。

JR東日本三林宏幸東北本部長「学生の皆様もお休みを取られるタイミング。我々が考えていた以上にお客様にご利用いただけた」

一方で、乗り放題きっぷの利用日を除くとコロナ前を9%下回っていて、JRは引き続き利用回復に努めたいとしています。

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