サイモン氏、米上院議員らと共謀

外国勢力との共謀罪に問われた壱伝媒集団の創業者である黎智英(ジミー・ライ)氏と『りんご日報』関連会社3社の裁判が3月20日、公判49日目を迎えた。21日付香港各紙によると、「香港故事」のメンバーで「共犯証人」の一人である李宇軒氏は、2019年9月29日に黎氏の右腕マーク・サイモン氏に初めて会ったと証言した。サイモン氏は李氏を連れて米国上院議員リック・スコット氏や領事館職員のアラン・ブリンカー氏らと面会させた。李氏は当時、「香港人向けのクラウドファンディング計画について話し、米国政府が何かをしてくれることを願っていた」と回想した。一方、「重光団隊」(SWHK)は「攬炒巴」の手配で英国国会議員ボブ・シーリー氏を香港に招き、抗議活動現場を視察することに成功し、最終的に数万ドルが「英国新聞プロジェクト」のクラウドファンディングの収益で払い戻された。

検察は「重光団隊」ウェブサイトのスクリーンショットを示し、「さまざまな国での活動」の中で「ボブ・シーリー議員が8月31日のデモを視察するために香港に招待された」と言及した。 李氏は2019年に「攬炒巴」の劉祖迪氏が「(英国国会議員)ボブ・シーリー氏は香港の状況を見るために香港に来たがっていた」と述べ、英国の香港に対する関心を高めることを望んでいたと証言した。

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