JVL 新リーグに向けたクラブライセンス判定結果の第1弾を発表

一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(以下、JVL)は2024-25シーズンのクラブライセンスについて、判定結果の第1弾を発表した。

新リーグとなるSVリーグの参入資格となるSVライセンス申請を行い、3月4日までの期間で審査中だった男子14クラブ、女子15クラブのうち、今回ライセンス交付判定を受けたのは男子9クラブ、女子12クラブ。継続審議となったのは男女ともに3クラブだった。またSVリーグの下部にあたる来季の新Vリーグの参入資格となるVライセンスは今回、14クラブ、女子9クラブがライセンス交付判定を受けた。Vライセンスは、SVライセンスと比較すると参入要件の一部条件(ホームアリーナ要件や売上高など)が緩和されている。

SVライセンス、Vライセンスに関する審査は申請したチームに対してクラブライセンス事務局による面談、書類審査、実地調査などが行われ、その内容を元にクラブライセンスマネージャーが審査結果の原案を作成。それらをクラブライセンス諮問会に諮り、得た答申を理事会で承認するという流れで行われていた。

ライセンス継続審議となったクラブは、次回4月10日(水)に行われるライセンス諮問会までに追加資料の確認、面談を通じて最終判定され、4月17日(水)の理事会で発表される予定。それを受けて、2024-25シーズンの各リーグ参加チームが確定する見通しとなっている。

また先立って発表されていたJVLの法人分割については7月1日(月)付で実施する旨を発表。現在のJVLを存続法人として名称変更した一般社団法人SV.LEAGUE(SV)と、現JVLの事業譲渡による新設法人、一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)に分割する。SVは本格的な事業化および世界最高峰を目指すクラブが参加するSVリーグを運営し、新設法人のJVLは事業化を目指さないクラブ(チーム)や、SVリーグの参入要件に未達のクラブが参加する新Vリーグを運営する。

SVライセンス判定結果については下記の通り。

【SVライセンス交付3/21発表分】

■男子

東京GB、VC長野、東レ、ジェイテクト、WD名古屋、パナソニック、サントリー、日鉄堺BZ、JT広島(所在地順・いずれも現V1)

■女子

アランマーレ、日立Astemo、埼玉上尾、NEC、PFU、デンソー、トヨタ車体、東レ、JT、岡山、久光(所在地順・いずれも現V1)、姫路(現V2)

【SVライセンス継続審議中】

■男子

ヴォレアス(現V1)、大分三好、クボタ(いずれも現V2)

■女子

KUROBE(現V1)、群馬、浜松(いずれも現V2)

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