笑福亭鶴瓶さん主演「35年目のラブレター」 県中央卸売市場で映画撮影

来年3月公開予定の奈良を舞台にした映画の撮影が22日、大和郡山市の県中央卸売市場で行われ、主演の笑福亭鶴瓶さんが撮影に臨みました。

映画「35年目のラブレター」は、監督・脚本を塚本連平さん、主演を笑福亭鶴瓶さんが務めます。22日は朝早くから、すし職人だった主人公が、活気ある魚市場へ仕入れに訪れるシーンが、撮影されました。

この映画は、文字の読み書きが不自由だった男性が、65歳になってから夜間中学に通って文字を学び、長年連れ添った妻に、ラブレターを書き上げたという実話を元にしています。撮影現場には、映画のモデルとなった西畑保さんが駆け付け、笑福亭鶴瓶さんを激励しました。

また「35年目のラブレター」は、鶴瓶さんの弟子である笑福亭鉄瓶さんが、ノンフィクション落語として創作したことでも知られています。この映画は、来年3月7日に公開予定です。

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