「JKと六法全書」幸澤沙良がウシと共にクランクイン。名優・柄本明との共演にドキドキ

テレビ朝日系では、4月19日に金曜ナイトドラマ「JKと六法全書」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)がスタート。主演を務める幸澤沙良が、ウシの“花子”と共にクランクインした。

「JKと六法全書」は、弁護士として奔走しながら高校にも通う主人公・桜木みやび(幸澤)が、法廷や学校で旋風を巻き起こしていく“法曹×学園”のハイブリッドドラマ。成人年齢が18歳に引き下げられ、高校生も法廷と関わりを持つことになった現代。史上最年少で司法試験に一発合格し、弁護士の顔も持つ高校2年生のみやびが現役女子高生弁護士=“JKB”として突き進んでいく姿を描く。

そんな前代未聞の超新感覚エンターテインメント作品に注目が集まる中、ついに本格始動。幸澤が演じるみやびは、7歳から青森で暮らす弁護士で、牛飼いでもある祖父・桜木倫太郎(柄本明)に育てられ、弁護士の英才教育を受けてきた。ウシの花子は、東京で本格的に弁護士としてスタートさせることを夢見るみやびが、倫太郎から上京を許可してもらえるかどうかを決める大事な裁判で、みやびの命運を握る。

そんな花子と一緒に、幸澤が笑顔で初日を迎えた。撮影を終え、「クランクイン前日には『どうしよう、眠れない!』と緊張のピークでしたが、いざ撮影を迎えたら思いのほかリラックスして楽しんでる自分がいました。ウシさんは、本当にかわいいんです! まるで、大きいワンちゃんみたいで、私は終始、なでていました(笑)。みやびは目から読み取れる感情をすごく大事にする子で、ウシさんの瞳を見てこの子はいい子だということを説明するシーンがあるんですが、実際に目を見ると本当にそう思えたので、そういう意味ではウシさんに助けてもらいました」と振り返った。

また、このたび公開された第1話の場面写真は、みやびと祖父・倫太郎との共演シーン。クランクインから間もなく、大ベテラン俳優の柄本とのシーン撮影に、幸澤は「撮影前はすごく緊張していましたが、撮り終えた瞬間は『楽しかった!』と心の底から思うことができました。柄本さんは冗談を言ってくださるので、現場は温かい雰囲気に包まれていました」と、楽しい空気があふれる現場のムードを伝えた。

撮影がスタートし、ますますやる気をみなぎらせる幸澤は、「これから本格的に法廷シーンの撮影も始まりますが、みやびの青森弁が出るところは、方言に初挑戦するということもありますし、インパクトのあるセリフをズバズバ言うので、撮影が楽しみです。見てくださる方に『あのシーンはすごかったね!』と感じていただけるようなシーンにしたいと思っています!」と、作品の見どころの一つである法廷シーンに向けて期待を寄せる。

そして、「俳優としてまだまだ足りないところもたくさんありますが、大先輩の方々がいらっしゃるので、たくさん吸収しながらこの作品の中でみやびと共に、私自身も成長できたらいいなと思っています!」と力強く意気込みを語っている。

第1話。東京で法律事務所の所長を務める祖母・桜木華(黒木瞳)の下で、本格的に弁護士としてスタートさせることを夢見ていたみやびは、倫太郎との約束を果たしたことで、ついに上京を認めてもらえることに。いざ上京したみやびは、東京の満員電車に圧倒される中、痴漢を目撃してしまい、元来の正義感から男性の手をつかんで「痴漢です!」と声を上げる。しかし、それはなんと人違いで、しかも、その痴漢に間違えた男・早見新一郎(大東駿介)は、なんと華の法律事務所で働く弁護士だったことが判明する。最悪な出会い方をした上に、華の指示で、早見が渋々みやびの教育係をすることになる。

そんな中、社会派インフルエンサー・ケンタロウから、華のもとに弁護の依頼が舞い込む。ケンタロウは電車で痴漢の疑いをかけられ、駅員に取り押さえられてしまったと言い、みやびと早見がケンタロウのもとに向かう。痴漢は起訴されたらほぼ有罪になってしまうため、早見はケンタロウに示談を勧めるが、みやびは痴漢を否定するケンタロウの真剣なまなざしから、無実の可能性を感じる。痴漢を認めないまま、ついに起訴されてしまったケンタロウの弁護を請け負うことになったみやびは、早見と共に初めてにして厳しい裁判に向けて動き出す。

一方、弁護士としての身分を隠して転校した学校では、みやびは青森とは違うキラキラしたクラスメートに気おくれする。そんな中、気になっていたイケメン男子・渡辺悠(日向亘)から、彼が主宰する法律研究会への入部を誘われる。

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