外国人「温泉に入ってみたい!」銭湯に行くと「これはムリ(泣)」→ 外国人の"NG文化"とは?

国際社会とはいえ、自国以外の文化には馴染みがないという人もまだまだ多いのではないでしょうか? そしてそれは外国人も同じで、来日して日本独自の文化に驚くことも多いようです。今回は外国から来た友人を【ある場所】へ連れて行った時のエピソードを友人が聞かせてくれました!

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外国人留学生が行きたがったのは

友人のA男は大学生のとき、ハンガリー人の留学生と仲良くなりました。

せっかく日本に来たんだから、やりたいことは全部やろう! どこで何がしてみたい? と彼に聞いてみると、意外にも彼が答えたのは「日本の温泉に入ってみたい!」だったそう。

詳しく聞けば、ハンガリーにも温泉の文化があり、故郷にいたころはよく入浴していたと言います。

銭湯に連れて行くことに

東京の下町生まれだったA男は、「それならいいところがあるよ」と、自宅近くにある昔ながらの銭湯へと留学生を案内しました。

しかし、お金を支払って更衣室に入るなり、彼は「これが温泉?! 無理!」と尻込み。

温泉に入りたかったんじゃないの? と不思議に思ったA男がワケを聞いてみると……

一体何がダメだったの?

実はハンガリーでは水着を着て温泉に入るのが常識!

更衣室で裸になっている人たちを見て、日本の温泉には水着ではなく裸で入るんだということを察し、びっくりしてしまったそう。

さらに、その銭湯は番台に従業員が座ってお客からお金を受け取る方式なのですが、その時は女性の従業員が座っていたため、「あの高いところにいる女性から丸見えだよ! 女性が見ている場所で裸になるなんて!」とさらに驚いたそうです。

しかし、今では……

結局、悩みに悩んだ末に彼は「でもせっかく日本に来たんだし……」と、意を決して裸で入浴することを決意!

すると、予想外に開放感があり気持ちが良かったようです。
存分に温泉を楽しんだあと、お風呂上りにはコーヒー牛乳を一気飲みして、日本の昔ながらの銭湯を満喫しました。

それ以来、彼は日本の銭湯のファンになってしまい、今でも来日するたびに古い銭湯に好んで入りにいったり、SNSで発信したりしているそうです♡

まとめ

実際に自分で体験してみないと分からないことってたくさんありますよね。
勇気を出して異文化に飛び込むことができる人こそ、国際社会で活躍する人なのかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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