今回は、多くの人のポーチを見せていただいてきた元議員であり時短美容家の並木まきが、お金が貯まらない人ほどポーチの中に入れっぱなしになっているモノを3つお話します。後編です。
お金が貯まらない人のポーチの中身:開封してから期間が経っているフェイスパウダー
フェイスパウダーは、開封してから期間が経っているものほど、品質の変化や劣化も不安になるコスメ。ポーチのなかにフェイスパウダーを入れっぱなしにしていて、たまにしか使わないという人ほど、付属のパフやブラシもお手入れをせずにそのまま入れっぱなしになっている場合も多いようです。
品質が劣化したパウダーや雑菌だらけのパフorブラシを使っていれば、肌荒れや肌トラブルの直接の原因にもなりやすく、これが浪費グセに繋がっているパターンもあります。肌の不調が、まさかポーチに入れっぱなしにしているパウダーのせいだと気づかない人ほど、スキンケアコスメを買い漁り「お肌の調子がなかなかよくならない…」とスキンケア難民になって散財してしまう…という負のループにも陥りやすいというわけです。
普段使うコスメの衛生面に配慮する意識は、美容にまつわるムダ買いを防ぐ面からも大切です。
この考え方が貧乏のもと…? 次のページ
お金が貯まらない人のポーチの中身:めったに使わないツール類
「あると便利なもの」をどのくらいポーチに常備しておくかにも、お金の使い方が現れます。
出先ではめったに使うことのないビューラーやツィザーなど「あれば便利だけれど、実際に使うのは年に数回あるかないかくらい」のツール類をポーチに入れておかないと気が済まないタイプは、美容に限らずストックの買いだめを好む人に多いよう。確かに「使いたい」と思ったときに手元にある利便性はありますが、その頻度を考えると、はたしてポーチに入れておくのにふさわしいモノかどうか疑わしいのではないでしょうか。
ビューラーやツィザーを複数持たずに、唯一持っているものをポーチに入れている場合には、ただ普段の荷物が多くなるデメリットだけなのでセーフとも言えますが、似たようなグッズを自宅や職場にも置いているのに、さらにポーチにも完備している!というレベルになると、本当にそこまでストックをする必要があるのか再考したほうがいいかもしれません。
お金が貯まらない人ってこういうタイプ 次ページ
お金が貯まらないと痛感している人には、ちょっとした出費がかさみやすいタイプも珍しくない実態に。「ないと不安」が多くなるほど、本当ならば使わなくてもいいモノに対してお金を使ってしまいがちな面も否めません。
ポーチの中身を定期的に見直すことは、家計管理にもつながります。美容でも、今の自分にとって本当に必要なモノを見極めるクセをつけると、出費が抑えやすいだけでなく時短で満足度の高い美容法を見つける術にもなりますよ。