コスプレイヤー国宝姫路城に集結 「姫CON2024」前夜祭 神姫バス会社社長はデスラー総統に

コスプレイベント「姫CON2024」の前夜祭でランウエーを歩くコスプレイヤー=22日午後、姫路市神屋町、アクリエひめじ

 世界文化遺産・国宝姫路城などが舞台のコスプレイベント「姫CON(コン)2024」が23、24日に始まるのを前に、関係者らが集まる前夜祭が22日、兵庫県姫路市神屋町のアクリエひめじで開かれた。コスプレイヤーらがランウエーを歩き、催しの成功を願った。

 姫CONは同市の観光振興を目的に、初めて開かれる。期間中は世界最大級の祭典「世界コスプレサミット」の日本代表選考会や、コスプレイヤーがみゆき通り商店街を練り歩くパレードなどがある。播磨国総社や市立美術館などの撮影スポットを巡る無料ループバスも運行される。

 前夜祭では、コスプレイヤーや主催者らがアニメ「アラジン」や「もののけ姫」などのキャラクターになりきってランウエーを堂々と歩いた。ポーズを決めると、来場者から歓声や拍手が飛んだ。姫路市の清元秀泰市長も「宇宙戦艦ヤマト」の沖田十三艦長の格好でステージに登場した。

 主催者の1人で、宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統にふんした神姫バスの長尾真社長は「訪れる皆さんに姫路の街を存分に楽しんでほしい。いろんな写真を撮って、世界に発信していただければ」と呼びかけた。(真鍋 愛)

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