初披露の「ヘイヘイブギー」、歌詞に視聴者驚き「伏線か!」

戦後の世を照らす大スター・福来スズ子の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。3月22日放送の第121回では、スズ子が年末の歌合戦で披露した『ヘイヘイブギー』の歌詞がSNS上で話題となっている。

大歓声の中「ヘイヘイブギー」でトリを飾る福来スズ子(趣里)(C)NHK

大晦日に新人歌手・水城アユミ(吉柳咲良)と「オールスター男女歌合戦」で対決することになったスズ子(趣里)。本番当日を迎え、楽屋で準備をするスズ子に、対決のきっかけとなった股野(森永悠希)とアユミが感謝の気持ちを伝える。

娘・愛子(このか)が客席で応援し、作曲家・羽鳥(草彅剛)がテレビの前で見守るなか、いよいよ2人の新旧対決がはじまる。アユミがスズ子の代表曲『ラッパと娘』、スズ子が『ヘイヘイブギー』を歌い、会場は歓声に包まれるのだった。

これまで放送されなかった『ヘイヘイブギー』のステージシーンが流れた今回の放送。約4分間の歌唱シーンは絶賛され、X(旧ツイッター)では「#ブギウギ」がトレンド1位となり、「ラッキーカムカム」や「福来スズ子」など関連ワードもトレンド入り。

曲のなかに登場する「昔から笑う門には ラッキーカムカム」というフレーズを受け、SNSでは「ヘイヘイブギをここまで温存してたのは『ラッキーカムカム福来』だからか!」「笑う門にはラッキーカムカム 福来スズ子の歌だ」「こんな壮大な伏線回収だったとは・・・」など驚きと感動の声が相次いでいた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。最終週となる3月25日放送の第122回では、歌合戦をきっかけにより評判が高まったスズ子だったが、ある決心を固める。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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