39歳・年収840万円正社員男性「給与以外のお金の稼ぎ方を覚えた」新NISAとETF活用術

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は北海道に住む39歳男性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

39歳・年収840万円正社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は北海道に住む39歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人のみ

金融資産

年収:840万円 金融資産:現預金1620万円、リスク資産1380万円(個別株を含む)

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載) ・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/つみたてNISA、新NISA(つみたて投資枠):2020年10月から41カ月 ・SBI日本高配当株式(分配)ファンド/新NISA(成長投資枠):2024年1月から2カ月 ・NF・J-REIT ETF/特定口座:2022年4月から23カ月 ・NF日経225 ETF/特定口座:2022年4月から23カ月 ・バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)/特定口座:2020年10月から41カ月 ・バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)/特定口座:2020年10月から41カ月 ・バンガード・S&P500ETF(VOO)/特定口座:2020年10月から41カ月 2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 つみたてNISAで「オール・カントリー」に「月3万3333円」ずつ投資し、新NISAに移行後はつみたて投資枠で「月10万円」に増額して継続しているそう。 成長投資枠では「SBI日本高配当株式(分配)ファンド」に「月10万円」の積み立てを開始。 その他、特定口座で東証REIT指数に連動するETF(上場投資信託)「NF・J-REIT ETF」に「月5万円」、日経平均株価に連動する「NF日経225 ETF」に「月5万~7万円」、米国のETF「VDC」「VHT」にそれぞれ「月4万~5万円」、「VOO」に「月10万円」を積み立てているとのこと。 運用実績については「オール・カントリー」が「元本176万円→運用益込257万円」、「SBI日本高配当株式(分配)ファンド」が「元本20万円→運用益込21万円」。 また特定口座で運用している銘柄の運用実績は、 ・NF・J-REIT ETF(元本85万円→運用益込79万円) ・NF日経225 ETF(元本127万円→運用益込160万円) ・VDC(元本129万円→運用益込153万円) ・VHT(元本158万円→運用益込200万円) ・VOO(元本315万円→運用益込433万円) と、おおむねプラスのリターンが得られているようです。 積立投資を始めたことで「お金に働かせる」ことを覚えたと言う投稿者。「投資を始めた1年間で+30万円の評価益、2年間で変わらず+30万円の評価益、3年間で+200万円の評価益、そして現時点で+300万円の評価益となっている。また株価の評価益とは別に、配当金(分配金)が年間+10万円まで成長している」と説明されています。

39歳・年収840万円正社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「本業だけではどうしても昇給・昇進に限界があるため、給与以外のお金の稼ぎ方を覚えたこと」とコメント。 これまで積立投資を「辞めたくなったことは一度もない」そうで、「反対に入金スピードをどうあげていくか?が悩み」だと言います。 「もともと物欲が無く、朝から晩まで働いてきたので、投資を始める段階で貯金は1000万円以上確保していた」と堅実主義な投稿者。投資も「毎月の長期分散、ドルコスト平均法を守っての投資がマイルール。投資でお金を増やすということよりは、出世や副業で入金力をあげるほうがベストと(これから積立投資を始める人には)アドバイスしたい」と語られていました。 ※カッコ内の回答者コメントは原文ママです ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません (文:あるじゃん 編集部)

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