イングランド代表主力のマグワイア、招集拒否のホワイトに言及「真相はよくわかっていない」

ホワイト(左)の招集拒否についてコメントしたマグワイア[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが、アーセナルのDFベン・ホワイトのイングランド代表招集拒否に言及した。イギリス『HITC』が伝えた。

イングランドサッカー協会(FA)は14日、今月の国際親善試合に臨む同国代表メンバー25名を発表。プレミアリーグ首位のアーセナルで好パフォーマンスを見せるホワイトは招集外となった。

ガレス・サウスゲイト監督はこの理由について「(アーセナルSDの)エドゥから電話があり、ベンは現時点でイングランド代表に選ばれたくないと言われた」と説明。招集を検討していたが、本人に拒否されたと明かした。

2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を途中離脱していたホワイトは、アシスタントコーチのスティーブ・ホランド氏との確執が疑われており、今回の招集拒否の原因とも。しかし、サウスゲイト監督は「スティーブ・ホランドについても問題ないと言わなければならない」とこの噂を否定している。

そんな中、イングランド代表でレギュラーを張るマグワイアが、チームメイトの招集拒否についてイギリス『タイムズ』にコメント。カタールW杯前までは問題がなかったと述べている。

「ベンは素晴らしいサッカー選手だ。彼は(W杯で早期離脱する前)本当によくトレーニングをこなしていた。しかし、現時点でなぜ彼が代表入りしたくないのか、正直に言うと真相はよくわかっていない」

また、自らのイングランド代表への熱い想いも吐露。スリーライオンズの一員となることは特別と考えているようだ。

「僕が知っているのは、国のためにプレーすることがサッカー選手にとって最大の名誉ということだけだ。幼い頃、僕は母国のためにプレーすることを夢見ていた。全てのチャンスを掴むつもりだ。国のためにプレーすることは僕にとって絶対的な意味を持つ」

© 株式会社シーソーゲーム