アーロン・テイラー=ジョンソン、次のボンドに決定報道もコメント拒否

アーロン・テイラー=ジョンソン、次のボンドに決定報道もコメント拒否(C)AFLO

『キック・アス』シリーズや『ブレット・トレイン』で知られるアーロン・テイラー=ジョンソン。ダニエル・クレイグ卒業後の次のボンド役として、正式にオファーを受けたと報じられたが、最新のインタビューではコメントを避けた。

2021年に公開された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもって、15年ジェームズ・ボンド役を務めたダニエル・クレイグが同役を卒業。次のボンド役俳優に注目が集まるなか、先日、英紙The Sunが、アーロンが『007』シリーズの製作会社イオン・プロダクションからジェームズ・ボンド役の正式オファーを受けたと報じた。

イオン・プロダクションは今年中の撮影開始に向け、このほどアーロンに正式なオファーを提示。今は返事を待っているところで、数日中にも正式発表が行われるのではないかとしている。

しかし、この数日後に発売された英版Rolling Stoneのインタビューでは、「僕が話せるのは、皆さんにお見せし、話すことになっている事柄だけ。つまり、『フォールガイ』と『Nosferatu(原題)』、『クレイヴン・ザ・ハンター』だ。そのプロモーションのために、ここにいる」とコメント。『007』シリーズについてはコメントを拒否した。

次のボンド役に関しては、2022年に行われた『007』シリーズ公開60周年記念イベントで、長年同シリーズのプロデューサーを務めるマイケル・G・ウィルソンが、「戦争を経験したベテラン」であることから、「30代が適任」だと示唆。イドリス・エルバやトム・ハーディから、トム・ホランドまで幅広く候補に挙がる中、最近はアーロンが最有力候補とみられていた。

アーロンは昨年Esquireのインタビューでも、「今手中にあるもの、今目の前にあるものだけに集中しています」と回答。ここでも、ボンド役を演じることを否定も肯定もしていなかった。

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