大阪桐蔭の西谷監督甲子園68勝・智辯和歌山の高嶋前監督に並ぶ

春の選抜高校野球大会の1回戦で、きょう(22日)大阪桐蔭が北海道の北海に7対1で勝ち、西谷浩一()(にしたに・こういち)監督54歳が、甲子園で春夏あわせて68勝目をあげ、智辯和歌山の高嶋仁(たかしま・ひとし)()前監督77歳の通算最多勝利記録に並びました。

西谷監督は、兵庫の報徳学園や関西大学を経て、1993年に大阪桐蔭のコーチに、1998年に監督に就任しました。

これまでにセンバツで32勝、夏の甲子園では36勝をあげ、あわせて68勝の最多タイ記録に達しました。

センバツの32勝は、大阪・PL学園の中村順司(なかむら・じゅんじ)()元監督を抜いて、歴代単独最多となりました。

また、大阪桐蔭の甲子園優勝は、春と夏がそれぞれ4回で、2012年と2018年には、春夏連覇を達成しています。

智辯和歌山の高嶋(前監督は「最も凄い点は、北海道から九州まで行って選手を集めてくること。選手の質が違う。あと10年くらいやったら、楽に100勝は超えると思う。誰にも抜けないような記録を作って欲しい」と期待を込めました。

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