プレミアでの経験を糧に…成長を続ける橋岡大樹「守備の意識が変わった」

日本代表DF橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド)が22日、千葉県内で行われたトレーニングに参加。練習後の取材対応で前夜の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表戦を振り返った。

FIFAワールドカップ26アジア2次予選の北朝鮮代表戦から一夜明け、日本代表は千葉県内で調整。前日の試合に74分から出場し、右ウイングバックとしてプレーした橋岡は「出て少し爪痕を残したいとは考えていた」と振り返り、「そう言った意味ではプレーも自分の中では良かった」と自己評価。プレー時間に関しては「あるに越したことはないですけど、与えられた時間の中で結果を残すのがプロだと思う」と述べ、「どんな状況でも常に良い準備をしていれば結果はついてくる。今後も続けていきたいと思います」と、さらなるアピールに意欲を見せた。

自身のパフォーマンスについては、「やられない守備より、ボールを奪いにいく守備も大切だとイングランドで学んだので、守備の意識が変わったのかなというのと、あとは自信の部分でも違いがあると思う。自信を持ってプレーすることでプレーの質が変わってくると感じましたし、どんな状況でも自信を持ち続けてやるのが大切だと感じました」とコメント。さらに、「まだスタメンを勝ち取れていないけど徐々にできるという自信はつけられている。勝ち取れれば、もっともっと自分の自信にもつながるのかなと思います」と続け、世界最高峰の舞台で日々自信を深めていることを明かし、それが自身のプレーにも表れているとの見解を示した。

3月は北朝鮮との2連戦が組まれており、第4節は敵地・金日成競技場で行われる予定となっていたが、平壌での開催と共に26日には試合が行われないことも決定。日本代表チームも解散することになり、貴重なプレー機会がなくなることになったが、プレミアの地でポジションを奪取し、さらなる成長を遂げた姿を日本代表でも見せてもらいたい。

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