中国への海外直接投資、1─2月は前年比19.9%減=商務省

[北京 22日 ロイター] - 中国商務省は22日、1─2月の海外からの直接投資(FDI)が前年比19.9%減の2151億元(300億ドル)だったと明らかにした。

中国は外資誘致に力を入れている。今週も国務院(内閣)が海外投資の減速に歯止めをかけるための新たな措置を発表した。

しかし、テクノロジーから教育まで、さまざまなセクターに対するこれまでの締め付けが、国内外の投資家を動揺させ、政策の透明性に対する不安を高まった。2023年のFDIは前年比8%減少した。

商務省によると1─2月のFDIは、ハイテク産業向けが714億4000万元と全体の3分の1を占めた。建設業への投資は前年比43.6%増加、卸売・小売業は14.5%増加した。

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