インテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが人種差別発言を否定した。イタリア『スカイ』が報じている。
アチェルビは17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でDFファン・ジェズスと小競り合いを起こした後、人種差別発言をしたとされている。ファン・ジェズスによれば『黒人は消えろ、お前はただのネグロ(黒人への差別用語)だ』と罵倒されたとのことだ。
ただ、22日に行われたイタリアサッカー連盟(FIGC)の検察官とのリモートによる審理でアチェルビは人種差別発言を否定。『ディ・ファッチョ・ネロ』、『お前の股間を蹴ってやる』と罵倒し、あくまで人種差別発言ではないとした。
この件によりイタリア代表を外れたアチェルビ。仮に釈明が認められなければ少なくとも10試合の出場停止処分が科される見込みのようだ。
