U-23日本代表GK野澤大志ブランドンが失点場面を反省「してはいけないミス」

U-23日本代表は22日、京都の「サンガスタジアム by KYOCERA」で行われた国際親善試合でU-23マリ代表と対戦し、1-3で敗戦。試合後、ケガからの復帰を果たし、「数カ月ぶり」に90分間プレーしたGK野澤大志ブランドン(FC東京)が試合を振り返り、今後に向けた課題などを口にした。

パリ・オリンピック(五輪)の出場権をかけた『AFC U23アジアカップ カタール2024』を4月中旬に控えていることもあり、「この試合が最終予選に向け、アジアカップに向けて勢いづく試合だと認識してプレーしました」としつつ、自身のパフォーマンスに関しては「GKとしてはミスしてはいけないミスが多く続いてしまった」と反省。しかし、「すぐに修正できると思います」と改善を誓った。

気になる試合感に関しては、「いい状態ではあった」と語ったが、「代表戦ではああいったミスをしてはいけない」と厳しい表情を見せ、相手のミドルシュートを弾き、こぼれ球を詰められた失点場面に悔しさを滲ませた。決戦となるアジアカップまでは残り1カ月を切った状況だが、「今から取り組めることは、個々のレベルアップはもちろんですけど、組織としてさらに団結する必要がある」と主張。今後に向けては、次のような課題を挙げ、その改善に意欲を見せた。

「もっとダイナミックにプレーできるような取り組みをしていきたい。今日はチームとしてもダイナミズムが欠けていた。ゴール迫ることも少なかったし、何回かチャンスはありましたけど、90分を通してチームとしてもっとゴール前に迫力を持っていけたんじゃないかと思う。守備もゴール前でもっと堅くいけたんじゃないかと思います」

パリ五輪出場を目指し、まずは25日(月)、北九州で行われる国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦(19時15分キックオフ)する。

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