ジョニ・ミッチェル、楽曲がスポティファイに復帰

ジョニ・ミッチェルの楽曲が2年ぶりにスポティファイに復帰することとなった。2022年にコメディアンのジョー・ローガンのポッドキャスト『ザ・ジョー・ローガン・エクスペリエンス』が新型コロナウイルスとそのワクチンに関する誤情報を伝えるもスポティファイが放置していたことで、ニール・ヤングが同プラットフォームから撤退するかたちで抗議、ジョニも倣っていた。

そして今回推定2億ドル(約302億円)とされる同番組のスポティファイとの独占契約が終了したことで、先日ニールの楽曲がスポティファイに復帰、ジョニもそれに続いた。

ニールは自身のサイトにこうコメントしている。「スポティファイ、世界でナンバーワンの低解像度の音楽ストリーミング、私たちが作ったものよりクオリティが落ちるスポティファイが再び私の音楽のホームになる」「スポティファイで私が反対したのと同じ誤情報のポッドキャスト機能を、アップルとAmazonがスタートすることが決定の理由だ。私はアップルとAmazonから撤退することはできない。音楽好きな人々が私の音楽を聴けるストリーミングがほぼ無くなってしまうからだ」

そんなジョニは、スポティファイ撤退当時こう話していた。「無責任な人々が人の命に関わる嘘をまき散らしている。この問題に関して私はニール・ヤングと共に世界の科学、医学のコミュニティと団結する」

また、ニールも「彼ら(スポティファイ)はローガン、もしくはヤングを持つことは可能だ。両方は無理だ」と通告していた。

現在『ザ・ジョー・ローガン・エクスペリエンス』はアップルとAmazonで配信中だ。

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