英キャサリン妃、がんで治療中と公表 1月術後に見つかる

[ロンドン 22日 ロイター] - 英王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃(42)は22日、1月に受けた腹部の手術後にがんが見つかったため、予防的に化学療法を受けていると明らかにした。

キャサリン妃は今年1月、腹部の手術を受けた後約2週間入院。ケンジントン宮殿は当時、手術は予定されていたもので、がんではないと発表していた。その後、公の場で姿を確認されることもなく、健康状態を巡り様々な憶測が飛び交っていた。

キャサリン妃は20日に録画された動画メッセージで、術後の検査でがんが見つかった後、予防的な化学療法を受けるようアドバイスを受け、現在その初期段階にあると説明。ただ、体調は良いと語った。「もちろん大きなショックで、ウィリアム(皇太子)と私は子どもたちのためにできる限りプライベートに対応することに努めた」と述べた。

ケンジントン宮殿は、がんの種類などの詳細は明らかにしないとした上で、キャサリン妃は2月に予防的な化学療法を開始し、回復に向かっているとした。

チャールズ国王(75)も2月、がんと診断されたと公表していた。

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