【鎌倉 グルメレポ】café vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)- 言わずと知れた行列必至の老舗カフェに初訪問!コーヒー、ランチ、スイーツ。どれをとっても期待超え間違いなしの名店<前編>

1994年創業「café vivement dimanche」

画像出典:湘南人

JR鎌倉駅東口から徒歩約3分、観光客で賑わう小町通りに入り、一本目を左に曲がった路地に「café vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)」はあります。

筆者が訪れたのは雨の滴る寒い冬の日。平日にも関わらず、開店の30分ほど前から既に3名のお客さんが並んでいました!土日祝は更に混みあうこと必至なので、第一陣で入店したい方は、遅くとも20分前には到着していると良いかもしれません。

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開店の11:00ちょうど、スタッフの方の案内でいよいよ入店です。鎌倉で四半世紀以上、カフェブームの火付け役とも言われる歴史ある名喫茶ということで、やっと訪れることができ心躍る筆者。お席は入店順で、好きな席に掛けられます。

店内は半地下フロアにあり、温かみを感じつつもスタイリッシュな印象。鎌倉の土産袋を提げた観光客はもちろん、地元の方と思われるお客さんもいらっしゃいました。お一人様、お子さん連れの方、ご夫婦でなど、老若男女問わずどなたでも利用しやすい雰囲気です。

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店内の壁には、ブラジル北東部の民衆アート「ボルジェス」の木版画が展示販売されていました。色使いがエキゾチックで、素朴さを感じる作品が多い印象。

コーヒーを題材にした作品が並んでおり、現地の農園風景に思いを馳せながらコーヒーをいただくのも乙です。ぜひ注目してみてくださいね。

ブラジルの郷土料理「ムケッカ」

画像出典:湘南人

席に着くと、手書きメニューが配られました。お店の入口付近にも貼り出されているので、待っている間に眺めることもできます。

やはり定番ランチの「オムライス」を注文するお客さんが多い印象でしたが、筆者は以前から目をつけていた、ブラジルはバイーア州発祥の郷土料理「ムケッカ(税込950円)」に即決!
「魚介と野菜をココナッツミルクで煮込んだもので、ご飯と混ぜながら食べる(辛くないタイカレーのような)」と書いてありました。香菜はお好みで抜くこともできるようです。

画像出典:湘南人

こちらが「ムケッカ」。筆者は初のブラジル料理。お好みで唐辛子ソースや付け合わせで味変も楽しめます。

ルー(スープ)がとにかく美味しくて、マイルドだけれど濃厚。海老のプリっと感やタラのホロっと加減も最高です。唸る美味しさ。
ココナッツや魚介、カレーが好物の方は必食です!ココナッツが苦手な方でも、魚介の旨味や野菜の甘みが濃厚で食べやすいはず。

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因みにムケッカには、唐辛子ソースや付け合わせが添えられます。別途、スタッフの方から説明書きをいただきました。

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奥から時計周りに「ライム」、「ファロッファ(タピオカの原料、キャッサバ芋から作られたもの)」、「パルミット(やしの新芽の水煮)」。

個人的なお気に入りはパルミットのオリーブオイルがけ。シャキシャキしていて、ブラジル風お漬物?のような感覚で合間にいただきました。現地ではサラダとしてよく食べられているようです。
ライムは途中で絞りましたが、一気に爽やかなお味に!ファロッファもクセが無いので食べやすく、どれも新感覚でしたが隅々まで美味しい。

画像出典:湘南人

そして、脇役ながらムケッカの旨さをさらに引き立てる存在として、唐辛子ソース「ピメンタ」はかなりおすすめです!
筆者は辛いものが得意という訳ではないのですが、ソースにはお酢が入っているせいか辛みが和らぎ、ルーに抜群に合います。

ムケッカは、オーナーの堀内隆志さんが現地で食べたムケッカに感動して、ディモンシュでもお客さんに食べて欲しいという思いから生まれたメニュー。ぜひ食べてみて欲しいです。

ランチ後は、いよいよカフェタイム。
後編では、ディモンシュで必ず飲んで欲しいコーヒー、そしてプリンパフェや店内の物販コーナーをメインに紹介していきます!

店舗情報

【café vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)】

■住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-1-5 櫻井ビル1階
■電話番号:0467-23-9952
■営業時間:11:00~18:00 (LO 17:30)
■定休日:水曜日、木曜日
※駐車場:無し
※営業日など変更になっていること場合ありますので、ご注意ください。

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