【動画】閉ざされた冬、切り開く音 金精峠で除雪作業 群馬・栃木県境

 積雪による冬季閉鎖が続いている群馬県片品村と栃木県日光市を結ぶ国道120号(金精峠)で、開通に向けた除雪作業が行われている。22日は県沼田土木事務所の除雪車2台が片品村側から積もった雪を勢いよく飛ばして、道を切り開いていた=写真。開通日は4月25日を予定している。

 同事務所は片品村の丸沼高原スキー場付近から金精トンネル入り口まで11.7キロの除雪を担う。同事務所鎌田事業所長の坂井努さんは「多くの人に片品村を訪れてもらえるよう、安全に注意しながら作業を進めたい」と話した。

 国道120号では、開通前の4月21日に自転車のロードレース「第13回日光白根ヒルクライム」が開かれるため、同18日までの除雪完了を目指している。

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