柄本佑&安藤サクラ 最強2世夫婦が二拠点別邸に「築40年の京都古民家」を選んだワケ

「柄本さんはNHK大河ドラマ『光る君へ』に藤原道長役として出演中。主人公のまひろ(吉高由里子)とのラブシーンも話題になりました」

こう語るのは芸能関係者。

柄本佑(37)の熱演が注目されるなか、妻の安藤サクラ(38)も夫以上の活躍を見せている。

「安藤さんは3月8日、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げました」(前出・芸能関係者)

柄本は柄本明(75)と角替和枝さん(享年64)の長男で、安藤は奥田瑛二(74)と安藤和津(76)を親に持つ“2世夫婦”。

そろって快進撃を繰り広げる2人だが、前出の芸能関係者は言う。

「夫婦は、ドラマや映画など東京で仕事があるときは東京に滞在していますが、それとは別に京都にも一軒家を持っているんです」

京都の柄本家の近所に住む人は言う。

「2人の家は築40年ほどの古民家。芸能人夫婦とは思えない庶民的な広さなんです。

安藤さんがお子さんを自転車に乗せて出かける姿や、近所のスーパーで買い物する様子をよく見かけますよ。挨拶すると気さくに応じてくれます。

マスクや帽子で顔を隠したりすることもなく、この町での生活に溶け込んでいます。

以前は佑さんもよく見かけましたが、最近はあまり見かけません。大河の撮影で忙しいのかもしれませんね」

今を時めく夫婦が京都に住む理由とはーー。

「自然豊かな環境が気に入り、“ここで子育てしたい!”と思ったといいます。

また、2人は映画好きということもあり、“映画の街”太秦や松竹の撮影所などがあることも京都に引かれた理由の一つだそうです」(前出・芸能関係者)

2人が京都暮らしを選択したのは大正解だった。

「柄本さんと安藤さんが京都に家を買ったのは2年半ほど前のこと。ちょうどそのころ、安藤さんは主演映画『BAD LANDS』の撮影に臨んでいましたが、この作品は当初戸田恵梨香さん(35)が主演の予定でした。

ところが戸田さんは体調不良のため降板。急遽安藤さんが代役となりましたが、映画は大ヒットしました」(前出・芸能関係者)

以降は映画にドラマと、柄本&安藤夫妻の出演作は次々にヒットしている。

実は夫婦の成功の契機は、「京都に家を買ったこと」。

京都の別邸はパワースポットに囲まれているのだーー。

「柄本さん一家が住む地域の近くには、東北院という寺院があります。藤原道長の死後、娘の彰子が慰霊のために建立したことから“家族愛”にまつわるパワースポットだといわれています」(地元紙記者)

東北院にはもうひとつ特別な力があるという。

「東北院には『軒端の梅』と呼ばれる梅の木が植えられています。紫式部とともに彰子の家庭教師をしていた和泉式部が植えた梅の後継だといいます。

和泉式部は恋多き女性として知られ、“失恋のたびにこの梅を見て心を慰めた”といわれています。そのため、東北院は“癒し”のパワーも強いとされています」(前出・地元紙記者)

さらに同じ地域には、天狗で有名な鞍馬寺が。

「本殿金堂前には、三角形が組み合わさった『金剛床』と呼ばれる石畳があります。訪れた人に宇宙からの力が宿り、才能を覚醒させるのだとか。パワースポットの多い京都のなかでもここはもっとも運気が強いといわれています」(前出・地元紙記者)

この寺は「源氏物語」と深い関わりがあるという。

「『源氏物語』では若紫という少女と光源氏の恋模様も見どころですが、光源氏と若紫が出会った場所として、鞍馬寺が有力だとされています」(前出・地元紙記者)

また、「大願成就」の御利益がある神社も柄本家の周辺にあるという。

「自宅周辺が『源氏物語』や藤原家とゆかりが深いだけに、柄本さんが藤原道長という大役に抜擢されたのもうなずけます。

多くのパワースポットに囲まれた柄本家に“光”が差さないはずがありません」(前出・芸能関係者)

柄本は本誌のインタビューでこう語っている。

《『私生活をちゃんと維持すること』が、この仕事を続けるモチベーションになったんです》(’21年2月16日発売号)

霊験あらたかな京都の古民家生活で、まだまだ多くの光が柄本一家に舞い込むはず!

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