4月統合の県立厚木商業高が「完校式」、相手の厚木東高は「修了式」 新たな高校での生徒を激励

完校式であいさつする厚木商業高校の宗方泰司校長

 4月から神奈川県立厚木王子高校(厚木市王子)に再編統合される県立厚木商業高校(同)で22日、「完校式」が行われた。また同日、統合されるもう一方の県立厚木東高校(同)で「修了式」が行われ、両校でそれぞれの歴史を振り返り、新たな高校で学ぶ生徒を激励した。

 厚木商業高は総合ビジネス科のみ、厚木東高は普通科のみで、再編統合後の厚木王子高は両科が併置される。厚木王子高は現在の厚木東高の敷地を利用し、敷地内に新たな校舎を建設中で、夏ごろには完成する見通し。

 厚木商業高は、高度成長期の1972(昭和47)年創立で、約1万4千人が卒業した。ソフトボールではオリンピック選手3人を輩出している。

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