北陸最大級のデジタルエンターテインメントの祭典「しきぶきぶんまつり」は3月22日、福井県越前市の北陸新幹線越前たけふ駅に隣接する道の駅越前たけふで開幕した。Vチューバーとの交流会や最新ゲームの見本市を繰り広げ、県内外から訪れた若者らが熱い視線を注いだ。24日まで。
越前市や福井県による紫式部プロジェクト推進協議会と、世界的Vチューバー「キズナアイ」を生み出したアクティブエイト(本社東京)が主催。全国規模で開かれてきた二つのイベントを北陸3県で初めて誘致した。
「VTuberおしゃべりフェス」は、画面に映る全国のVチューバーと1対1で会話ができるブースを設置。同市発のVチューバー「若紫まい」も登場し、「歌がうまくて愛嬌がある」とファンになった専門学校生の男性(20)=大阪府大阪市=は会話を通じて「ぐっと距離が近づいた感じがした」と感激していた。
3日間でVチューバー約70人が登場予定で、“推し”との対面を楽しみに北陸新幹線で訪れる県外ファンの姿も見られた。
ゲームの見本市「BitSummitRoadshow(ビットサミットロードショー)」は、15社がスマートフォン用などの未発売を含む約20タイトルを出展。テントに並んだ画面に向かって来場者がプレーを体験していた。
グルメインスタグラマーによる食のフェス「エンジョeat!!!」を併せて開催。23日はステージの大画面でVチューバーの生配信なども行われる。
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