活動集大成に写真集 魚津の女性交流チーム「※SODO(コメソウドウ)」26日に完成披露おしゃべり会

完成披露おしゃべり会への参加を呼びかける「※SODO」のメンバー

 富山県魚津市に住む女性が地元の魅力を発信するプロジェクトチーム「※SODO(コメソウドウ)」は、3月で活動を終えるのを前に、7年半の活動の集大成となる写真集「『Women in Uozu』米騒動105年後の今を生きる女たち」を作った。26日に完成披露おしゃべり会を開き、参加者と共に魚津の良さを語り合う。

 ※SODOは2016年、官民一体の20~30代で設立し、魚津の女性の行動が全国に広がった米騒動にちなんで名付けた。結婚や就職に伴う女性の市外転出が進む中、地元での生活などを提案する冊子を発行したり、女性起業家のトーク会を開いたりと女性の交流の場を創出してきた。

 写真集は米騒動から105年の今を生きる「105人の女性」を記録しようと、昨秋から施設や学校でおにぎりを手にしたポートレートを撮影してきた。

 26日の完成披露会は、市本江地域交流センターで午後3~7時に開く。0歳から高齢者までの女性の姿を収めた写真集を囲んでおしゃべりを楽しむほか、四季料理悠、NOROSHI FARM、ココマカロンが出店するマルシェも行う。

 ※SODOの中村静恵さんは「ページをめくるごとに魚津の良さを『人』から感じ取ってもらいたい」と参加を呼びかけている。

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