にぎわう北陸新幹線駅の周辺、平日5万人訪れる施設も 福井県内開業から1週間、想定以上の人出

買い物客らが行き交う福井駅西口=3月22日、福井県福井市

 北陸新幹線金沢―敦賀間の開業から3月23日で1週間。新幹線客に加え、地元住民らでにぎわう福井県内4駅周辺の商業施設や観光施設は、想定以上の人出や売り上げを記録するなど活気づく。平日でも5万人以上が訪れる施設があり、関係者は活気を継続させようと意気込んでいる。

 福井駅西口の再開発ビル「FUKUMACHI BLOCK(フクマチブロック)」は、フードホール「MINIE(ミニエ)」などに開業日の16日と翌17日で計約4万人が来場した。平日も「昼時はビジネスマンを中心にミニエに行列ができ、看板メニューが早期完売する店舗もある」と担当者。盛況な店舗の売り上げは当初見込みの3倍程度あるという。駅ナカ商業施設の「くるふ福井駅」には16日に約8万人が来場。平日も1日平均で約5万1千人が訪れ「地元の人の日常的な利用も多い」とする。

 芦原温泉駅(あわら市)のにぎわい施設「アフレア」は、16日に過去最多の延べ2万6809人が訪れるなど21日までの入り込み数が約7万人に達した。

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