レイフ・ファインズら、『ミス・シェパードをお手本に』ニコラス・ハイトナー監督作『ザ・コーラル』に出演へ

レイフ・ファインズ、ジム・ブロードベント、サイモン・ラッセル・ビールが新作映画『ザ・コーラル』で共演する。ニコラス・ハイトナー監督と劇作家アラン・ベネットによる『ミス・シェパードをお手本に』や『ヒストリーボーイズ』に続く再タッグとなる新作は、2人によるこれまでの映画と異なり、ベネットの舞台作の映画化作品ではなく、書下ろしの脚本によるものとなる。

『ザ・コーラル』は、1916年のヨークシャーを舞台に、地元合唱団の合唱指揮者と第一次世界大戦に兵役志願した団員たちの姿を描く。厳しいドクター・ガスリー(レイフ)の指導のもと、新たに入団した10代の若者男女が歌う喜びを発見する中、少年たちはもうすぐ国のために兵役につくことを受け入れようとする。

先の見えない未来に直面したコミュニティにおけるユーモアと人間性を探る同新作について、ハイトナーは、「アラン・ベネットによる新しい脚本は、大きな出来事ですし、『ザ・コーラル』は彼が長いキャリアを通して描いてきたほかの作品と同様、心を打ち、笑いを誘うものです」「彼や、3人の素晴らしい主演俳優たちと引き続きコラボレーションできることを嬉しく思います」と意気込みを語る。

ハイトナーが製作にも参加する同新作は5月にヨークシャーで撮影開始予定となっている。

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