斑入り植物、丹精込めた40鉢 茨城・鉾田で展示会

希少な斑入りの植物が並ぶ展示会=鉾田市大竹

突然変異で葉の一部が白や黄に変色した斑(ふ)入り植物を集めた展示会が22日、茨城県鉾田市大竹の鹿島灘海浜公園で始まった。24日まで。鹿島路斑入植物・山野草会(飯島武夫会長)の会員7人が丹精込めて育てた鉢物約40点が並び、来場者の目を楽しませている。

会場では、人気の高いシュンランをはじめ、新芽の時季にきれいな斑が入るイボタ、春先に葉が多く付くワサビなどを展示。市内外から訪れた見学者が見入っていた。

展示会は8月を除き毎年3~11月、同所で開催。斑入り植物や山野草の販売も行っている。飯島会長は「時季によって楽しめる品種が違うので、多くの人に見てもらえれば」と話した。次回は4月12~14日に開催予定。

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