キャサリン妃、自宅療養の間でも「幼少期の発達」プロジェクトに取り組む

英国のキャサリン妃(42)は、腹部手術から回復する間、自宅で幼少期の発達に関するプロジェクトに取り組んでいるという。1月に手術を受け、公の場にはまだ復帰していないが、皇太子夫妻の公務を管理するケンジントン宮殿は、妃自身が設立したロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッドが資金を提供した研究の「圧倒的に良い」結果について、最新の情報を入手していることを明かした。

宮殿の広報担当者はデイリー・テレグラフ紙に「キャサリン妃はこのプロセスを通して常に最新の情報を入手しています」 と話している。

妃は、2022年に0歳から5歳までの教育に定評があるデンマークを訪問した際、乳幼児の社会的・情緒的発達の兆候を早期に見つける赤ちゃん観察ツールを目にしたことから、英国でもヘルスビジターがそれを使用することを提案していた。

インスティテュート・オブ・ヘルス・ビジティングとオックスフォード大学によってNHSトラストで実施した4カ月間の試験結果は、まもなく発表される予定だ。

同センターのエグゼクティブ・ディレクター、クリスチャン・ガイ氏はこう語っている。「初期段階の試験結果は非常に励みになります」「私たちは今、この取り組みを確実に発展させるために迅速に行動し、このモデルの利点を国内全域のより多くのヘルスビジターに提供し、最終的にはより多くの赤ちゃんとその家族が成長に必要なサポートを受けられるようにしたいと考えています」

この臨床試験の評価を監督したオックスフォード大学の科学的エビデンスに基づく介入と政策評価の教授であるジェーン・バーロウ博士は「この研究が次の段階に進むにあたり、国中の家族に与える潜在的な影響を考えると、本当にワクワクします」と話している。2021年、ウィリアム皇太子と運営している財団内に、ロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッドは設立された。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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