未来型賃貸住宅「Forbis桜馬場」完成披露 福徳不動産など 長崎

完成を記念しテープカットする鈴木市長(左から2人目)ら=長崎市、Forbis桜馬場

 長崎県長崎市の福徳不動産(福島卓社長)は14日、市の「住みよかプロジェクト」の認定を受け、未来型集合賃貸住宅供給事業として開発した「Forbis桜馬場」(桜馬場2丁目)の完成披露式を開いた。
 1月に認定された「未来型集合賃貸住宅の供給~IoTと断熱リフォームで子育て世帯が住みよい住宅に~」は、同社とLIXIL(リクシル)、十八親和銀行の共同事業。市内の住環境を改善し、若い世代に選ばれる町を目指す。
 完成した住宅は鉄筋コンクリート造3階建て。6部屋あり4部屋を貸し出す。間取りは2LDKで約75平方メートル。同行の旧社宅をリノベーションし断熱効果を高める内窓などを設置した。IoT(モノのインターネット)を活用し、外出先でもスマートフォンでエアコンや照明、玄関の施錠を操作できる。
 14日は現地で鈴木史朗市長や福島社長ら4人がテープカット。鈴木市長は「SDGs(持続可能な開発目標)にも配慮した物件。長崎市をより暮らしやすく住みやすい町にしていく」とあいさつした。

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