関鉄、路線バス減便 4月から、15市町の一部 茨城

関東鉄道の路線バス(資料写真)=守谷駅前

関東鉄道(茨城県土浦市)は4月1日から、路線バスを平日で2.5%(62便)、土日祝で5.7%(90便)減便すると発表した。対象は水戸、鹿嶋、神栖など15市町を運行する路線の一部。バスの運転手不足や残業規制が強化される「2024年問題」への対応、利用状況などを考慮して決めた。減便に伴いダイヤ改正も実施する。

同社によると、対象となるのはほかに、小美玉、茨城、石岡、かすみがうら、土浦、つくば、常総、つくばみらい、守谷、取手、龍ケ崎、稲敷の計15市町を走る路線の一部。みどりの駅-水海道駅の区間は廃止となり、同区間はつくばみらい市のコミュニティバス「みらい号」が運行する。

同社の運転手は2月末時点で530人。23年3月末比で13人減った。減便は昨年12月にも実施した。同社は「やむを得ない減便」と理解を求めた。

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