春の乾通り、公開始まる 皇居、31日まで

一般公開が始まった皇居・乾通りで散策を楽しむ人たち=23日午前

 桜の時季に合わせた皇居・乾通りの春の一般公開が23日、始まった。多くの桜はまだ一分咲きで、訪れた人は、ぽつぽつと花をつけたコシノヒガンザクラなどを写真に収めていた。31日まで9日間実施し、午前9時から午後3時半まで入場できる。事前の申し込みは必要ない。

 乾通りは東京駅の丸の内側にある坂下門から宮内庁庁舎前を通り、乾門に抜ける約750メートルの並木道。沿道にソメイヨシノなど約100本の桜類があり、モミジ類やアカマツなども植えられている。

 この日は小雨が降る中、開門前から数十人が並んだ。外国人観光客らの姿も多く見られた。

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