少しだけ残ってしまったものなど、少量の野菜でも作れるおかずは、食卓にあと一品欲しいときに活躍します。そこで、料理研究家の武蔵裕子さんに、新ごぼうを使った、小さな作りおきおかずを教えていただきました。
こちらもどうぞ。
新ごぼうと春にんじんの炒めナムル
定番のきんぴらに飽きたら目新しい味つけで。
保存日数／冷蔵で3日
1人分131kcal
材料（2人分）
新ごぼう、春にんじん……各½本（70〜80g）
酢……少々
【A】
長ねぎ（みじん切り）……大さじ1
にんにく（すりおろし）……小さじ½
ごま油……大さじ½
塩……小さじ¼
ごま油……大さじ1
すり白ごま……適量
作り方
❶ごぼう、にんじんは皮つきのままよく洗い、3㎝長さのせん切りにする。ごぼうは酢を入れた水に2分ほどさらす。【Ａ】はボウルに混ぜ合わせておく。
❷フライパンにごま油を中火で熱し、水けをきったごぼう、にんじんを3分ほど炒める。しんなりしたら火を止め、【Ａ】に加えて和える。ごまを振る。
新ごぼうとツナのごま風味サラダ
ごまの風味とみじん切りの大葉がポイント。
保存日数／冷蔵で3日
1人分237kcal
材料（2人分）
新ごぼう……小1本（100g）
酢……少々
ごま油、酒、すり白ごま……各大さじ1
ツナ缶……1缶（80g）
しょうゆ……大さじ½〜⅔
大葉（みじん切り）……3〜4枚分
作り方
❶ごぼうは皮つきのままよく洗い、縦半分に切ってから斜め薄切りにし、酢を入れた水に2分ほどさらす。
❷フライパンにごま油を中火で熱し、水けをきった①を3分ほど炒める。酒を加えてふたをし、弱火で2〜3分蒸す。汁けをきったツナ、ごま、しょうゆを加えて混ぜ合わせ、火を止める。大葉を加えて混ぜる。
※この記事は「ゆうゆう」2023年4月号（主婦の友社）の内容をWEB掲載のため再編集しています。
監修者
料理研究家 武蔵裕子
料理研究家。雑誌や書籍、企業メニューの開発など多方面で活躍中。体にやさしく、初心者でも作りやすい家庭料理と、忙しくても簡単にできて栄養のとれる料理アイディアに定評がある。自身も働きながら、双子の息子と両親の3世代の食卓を担い続けてきた経験をもとに、忙しい女性の頼りになるレシピを多数、世に送り出している。『「水だし」さえあれば和食はかんたん！』『 ムダゼロ献立』(ともに主婦の友社)、『食べて元気になる 55歳からのoneチンおかず』『善玉菌とやせ菌を増やすちょっ早ゆる腸活ごはん』(ともに主婦と生活社)など著書多数。
