鹿児島県警の捜査資料とみられる文書が流出し個人情報が漏えいした問題で、松村祥史国家公安委員長は22日の参院内閣委員会で「警察としての公平中正な姿勢にいささかも疑問を抱かれることがあってはならない。必要な指導を徹底する」と述べた。
立憲民主党の塩村文夏議員への答弁。松村氏は「個人情報を含む捜査情報の漏えいはいかなる理由であれ、あってはならない。調査・捜査で判明した事実関係に即して厳正な対応がされるものと承知している」と語った。
問題を巡っては、ウェブメディアが昨年10月、資料とみられる画像を一部掲載。県警は今月18日、個人情報を含む約100事件分の資料が流出した可能性があると発表した。