安田現象 初の長編アニメーション「メイクアガール」 2025年公開決定

SNSの総フォロワー数が580万を超えるクリエイター・安田現象による初の長編アニメーションプロジェクトとなる映画「メイクアガール」が、 2025年に劇場公開されることが発表された。また、本作のメインキャストとして、大林邦人役に「アイドリッシュセブン」の和泉一織役などの増田俊樹が、幸村茜役に「この素晴らしい世界に祝福を!」のアクア役などの雨宮天が務めることも明らかになった。

大林邦人は、科学少年・水溜明のクラスメイトで、最近つき合い始めた彼女のおかげで自分がパワーアップできたことを自慢げに語り、明が“カノジョ”を作ろうと思い立つきっかけを与える役柄。幸村茜も明のクラスメイトで、研究のことにしか頭にない明にあきれつつも、日頃から何かと気にかけている。面倒見がよく、生活力のない明に代わって、母親のように0号の世話を焼くキャラクター。

「メイクアガール」は、安田現象が制作した短編アニメ「メイクラブ」をベースに、安田現象スタジオ by Xenotoonによって、少数精鋭のスタッフで制作。現在より少しだけ先の未来を舞台に、人々の生活をサポートするロボット・ソルトを開発、製品化することに成功した天才的な頭脳を持つ科学少年・水溜明が、友人からカノジョを作れば「パワーアップ」できるという話を聞いて、文字通り人造人間のカノジョ“0 号”を科学的に作り出してしまうという物語が展開される。「SPY×FAMILY」のアーニャ役などの種﨑敦美が0号役を、「僕の心のヤバイやつ」の市川京太郎役などの堀江瞬が水溜明役を務める。

増田俊樹と雨宮天のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

■増田俊樹(大林邦人 役)
大林邦人役で出演させていただけること、大変嬉しく思います。
安田現象監督のことはSNS 上で知っており、表現される世界観に魅力を感じていました。
ヒューマンドラマを軸に、映像演出のケレン味の中にリアルが混ざり合う今作をさまざまな視点で楽しんでいただければと思います。
安田監督の長編作品、劇場に足を運んで観ていただきたいです。新しい歴史の先駆けを是非。

■雨宮天(幸村茜 役)
役が決まった時はまだ詳細が分からなかったので、どんな世界が待っているのかワクワクしながら台本を読みました。
科学技術が発達した世界でのストーリーは、映像のリアリティも相まって遠くない未来自分にも起こり得ることのように感じ、映像チェックのはずが気付けば没入しきって作品を楽しんでいました。
そんな他人事ではない臨場感や迫力を、皆さんにも感じていただけると思います!公開をお楽しみに!!!

【作品情報】
メイクアガール
2025年劇場公開
配給:角川 ANIMATION
©安田現象/Xenotoon・メイクアガールプロジェクト

© 合同会社シングルライン