息子「知らない人だけど友達だよ」私「えっ」【ゲーム世代の子ども】の常識に驚愕!さらに──!?

ゲーム世代の子ども達と親世代には分かり合えない壁のようなものが存在することもあります。お互いに言っていることが理解できないと悩んでしまうことも少なくありませんよね。これは筆者の友人・K代が息子から聞いたゲーム世代の常識に驚いたお話です。

ゲーム大好きな息子・T

私には小学校高学年の息子・Tがいます。
Tは最近ゲームにハマっていて、時間さえあればゲームを楽しんでいます。

私たち親世代が子どもの頃のゲームとは違って、最近のゲームはオンラインで対戦をしたり、共闘する内容が多く、Tもオンラインができるゲームで遊んでいました。
家庭内のルールはしっかりと守っているようなので、あまりうるさくは言いませんでしたが、何となく漠然とした不安のようなものがあったのです。

会う約束?

ある日、私がTの部屋の前を通ると、何やら楽しそうな話し声が聞こえてきました。
話の内容から、どうやらオフ会のようにどこかで会う約束をしているようだったので、私はTの部屋に入り「そういう遊び方はダメって言ったよね?」とTを叱りました。

するとTは「お母さん、違うよ! これは別のゲームも一緒にやろうねっていう話をしてるだけ!」と言うのです。
「学校のお友達とやってるの?」と聞くと、Tは「え? 違うよ?」とあっけらかんとした顔で答えました。

常識の違い?

私が相手のことを聞くと「知らないよ、ゲームで一緒に遊んでるだけの人だし。本名も知らないよ。アカウント名と男性ってことしかわからない。」と言い出しました。
私は「名前も知らない人と友達になって、何時間も遊べるゲームなんだよ!」と嬉しそうに話すTにビックリ!
チャット機能で話をしながら遊んでいるうちに仲良くなるというのです。

なかにはゲームに課金をして、アイテムなどプレゼントのやり取りまですることがあると聞いて、私は心底驚きました。
Tには自由に課金などできないよう制限をかけてゲームをやらせていましたが、何かあると大変なので「絶対にそんなことはしちゃダメだよ!」と改めて注意しました。

時代の違い?

Tはきょとんとした顔で、私が何でそんなムキになっているんだろうという顔をしていました。
Tはまだ自由に課金などはできませんが、ゲームの世界をリアルの世界のように感じているのではないかと心配しています。

ゲームを楽しんでくれているのはいいのですが、SNSやゲームで子どもが犯罪に巻き込まれることも多いので、どこまで許容すれば良いのか、悩んでしまう出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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