あの「懐かしい」アイドルグループ当時の苦悩を思い返しながら思い出の地・カンボジアで“多様性”を語る

3月23日よる11時から放送の日本テレビ『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』のゲストは、シンガーソングライターでタレントのあの。5年前写真集撮影のために訪れたカンボジアへ向かう。当時、苦しんでいた人間関係や芸能活動を振り返りつつ思い出の地で歌手“ano”のルーツに迫る。

カンボジアではおなじみのトゥクトゥクに揺られながら「超有名な場所に行きます」とカメラに語りかけながらやってきたのは世界遺産・アンコールワット。その後、プサールーと呼ばれる地元の人たちで賑(にぎ)わう市場を訪れる。異国感もあり憧れを抱いていた場所ではあったものの実際に来てみると“カルチャーショック”を感じた部分もあったという。

その後、“海外では(お菓子を)パッケージ買いしちゃいがち”と語るあのが、お気に入りのキャラクターのお菓子を見つけ、「大好き!これ欲しい」とテンションが上がる場面も。

翌朝、まだ暗いうちから移動し、気球を初体験。アンコールワットなどカンボジアの街を一望する。かつては“太陽”が嫌いだった時期もあると思い返しながらも澄んだ空気と好きだという高い所を体感しうれしそうな表情を見せる。

その後、5年前にも来た遊園地に足を運ぶと、アイドルグループの一員として活躍しながらも、抱えていた苦悩や悩みを吐露。前回カンボジアを訪問した後にグループは脱退したものの「辛い時は、逃げてもいいと思います」と自身の思いを打ち明け始める。

続けて120人ほどの村人が天然シルク製品の製造を行いながらが暮らす“伝統の森”と呼ばれるエリアへ。足を踏み入れると「うわ、懐かしい」と思わず声が出てしまう。この場所で子どもたちと無邪気に遊んだり触れ合ったりすることで前を向き始め、笑顔を取り戻したと回顧。当時のように地元の子たちと自然体でサッカーや縄跳びで遊ぶ。

アンコールワットを再訪し、中央祠堂に登ると、5年前も目にした見晴らしのいい景色を前に、塞ぎ込んでいた当時の心境を振り返りながらも「5年経って、ちゃんと自分の足で此処(ここ)の地を踏むことができたのは結構不思議な感情です」と思いを巡らす。また、小学生時代から感じ始めていた人との関わりに感じていた“違和感”について語り、歌手になった経緯も明らかに。

自身のヒット曲のタイトルにも使われている“多様性”についての本音を語りだしたあののテレビやステージといった表舞台に立ち続けることへの思いとは。そんな複雑でさまざまな思いをこめ、東南アジア最大の湖・トンレサップ湖上のボート上でギター片手に『YOU&愛Heaven』を熱唱する。

あのの魅力が詰まった『アナザースカイ』は、日本テレビ系にて今夜23時から放送。

写真提供:(C)日テレ

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