エンバペ、去就への明言避けるも…EURO前に決着か「全てが解決される」

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが自身の将来について言及した。22日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

23日に行われるドイツ代表との国際親善試合に向けた会見に出席したエンバペには、かねてより噂されているレアル・マドリードへの移籍も含めた去就についての質問が飛んだ。同選手は「ここで発表することは何もない」と話しながらも、今年6月に開幕するEURO2024の前に「全てが解決される」と言及。以下のように語った。

「伝えるべきことがなかったから、何も発表していなかった。何かがある日には全てがオープンになり、詳細な情報を提供することになるだろう。今現在は、良いプレーをしてゴールを決めることの方が、僕が(PSGに)残るかどうかよりも重要だ。我々はそれに集中している。EURO2024が近づいてきたら、フランス代表に集中する。その時には全てが解決されるだろう」

また、7月から母国で行われるパリオリンピックへの出場についても問われるも「僕は常に野心を持っているが、依存しないイベントであると示してきた。最終的な決定は、クラブから出されるだろう。僕には何も発言権はなく、状況から距離を置いている。もし出場するならば、指示を受け入れて従うだろう」とコメント。PSGとのやり取りについては「それ(パリ五輪)について話したことはない。ピッチ外で何が起こるか、僕には関係ないことだからね」と語った。

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