「なぜ戻れないと?」 存在感のハメスがリーガ復帰の可能性を捨てず

[写真:Getty Images]

コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(32)がラ・リーガ復帰の可能性を口にした。

かつて2014年のブラジル・ワールドカップで大きな輝きを放ち、レアル・マドリーの10番を背負ったハメス。だが、そこからは徐々にキャリアが落ち込み、カタールやギリシャでのプレーを挟み、昨夏からサンパウロに活躍の場を求めた。

ブラジルの名門でプレーしているといえど、今や欧州の第一線からフェードアウトのハメスだが、代表では中心としての地位変わらず。22日に行われたスペイン代表との国際親善試合では途中からの出場だったが、チームを活気づけた。

スペイン『マルカ』によると、決勝点の足がかりとなるスルーパスで試合を動かした試合後、こう振り返っている。

「前半は迷いがあったように感じたけど、後半は積極的にプレーできた。よくやったし、良い勝利だ」

「こういうチームに対しては常に良いプレーができるわけじゃない。前半はどんなフットボールをすべきかを教えてくれた時間だったね」

「後半はチャンスが巡り、タフな相手に良いパフォーマンスだった。僕らの目標はコパ・アメリカだ」

この試合での活躍ぶりを見ると、再び欧州でとの思いもあるが、ハメスも今後次第でまだそのチャンスがあると感じているようだ。

「代表チームに来たからにはいつだって良い結果を出さないといけない。これからでもラ・リーガに戻れるはず。ずっと憧れのあったリーグなんだ。どうして戻れないと決められる?」

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