「もっと良い判断を」後半45分プレー、決定機も決め切れなかった細谷真大が反省「自分のことを信じながらやっていく」

後半出場も不発に終わった細谷真大[写真:Getty Images]

U-23日本代表FW細谷真大(柏レイソル)がU-23マリ代表戦を振り返り、メディア取材に応じた。
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22日、国際親善試合で日本はマリと対戦した。すでにパリ・オリンピック出場を決めているチームとの対戦。日本は開始2分に平河悠のゴールで先制したが、その後はチャンスを生かせず、ミスも絡んで3失点。1-3で敗れた。

前半はベンチで見守り、後半の頭からピッチに立った細谷。「切り替えをもっと早くしたかったですし、球際も負けてはいけない部分だと思うので、意識して入りました」と語り、「上手くプレーに行けなかったので次につなげていきたいと思います」と、イメージはありながらもパフォーマンスは出せなかったという。

また、出場するにあたってのイメージについては「高さがあったので、その分自分のやりづらさはありましたけど、その中でもキープしなければいけないです」と、前線でボールを受けることに苦労したとコメント。「リーチもあったので自分の判断でうまくテンポを上げないとプレッシャーを受けると思ったので、もっと良い判断をしないといけないです」と、相手に合わせて判断を変える必要があったとした。

決定的なシュートも放った細谷だが、その数は多かったとは言えない。「前でもっと判断良くボールを回していければチャンスもできると思っていたので、改善できると思います」と語るように、少しフィニッシュワークが停滞した部分は、課題だとした。

また、「押し込む時間帯もあったので、クロスも含めてニアにあまり人もいないので課題だと思います。ウクライナ戦につなげていきたいと思います」とコメント。25日に行われるU-23ウクライナ代表戦では、より良いプレーを見せたいとした。

A代表にも選出され、アジアカップも経験していた細谷。今回は最終予選に向けた最後の親善試合ということもあり、五輪世代に招集された。

プレッシャーもある中で、「結果が出ていない以上、言われてしまうことは仕方ないので、ブレずに自分のことを信じながらやっていきたいです」と、自身が信じるものを貫くという。

一方で、パリ五輪出場も決まっているアフリカ勢のマリとの対戦は良い経験だとし、「最終予選には、アフリカ勢のような身体能力が高い選手がいっぱいいると思うので、そういう中で今日やれたことはポジティブに捉えたいです」とコメント。
その中でもしっかり勝利で終わりたかったです」と、勝てなかったことは悔やんだ。

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