広島、攻撃陣の光明乏しく3連敗…レイノルズ&シャイナーは揃って打率1割台

オープン戦
○ ソフトバンク 5 - 1 広島 ●
<3月23日・PayPayドーム>

広島は引き分けを挟みオープン戦3連敗。開幕が1週間後に迫る中、未だ低調な攻撃陣が気がかりだ。

この日は1番・野間、2番・菊池、3番・小園、4番・レイノルズ、5番・堂林、6番・田村、7番・シャイナーと、開幕を見据えたスタメンだったが、ソフトバンク先発・スチュワートの前に5回まで2安打。6回に2番手の大関から小園の右越え二塁打などでようやく1点を奪ったが、7回以降は再び沈黙した。

新打線のカギを握るレイノルズとシャイナーの両助っ人は、この日も無安打。レイノルズは6回に犠飛を放ち打点を記録したが、2回の第1打席は空振り三振に倒れ前日から5打席連続三振となった。

新井監督は春季キャンプ終了後「シャイン(シャイナー)もレイ(レイノルズ)もオープン戦でしっかり試合に出て、打席に立ちながら調整してくれれば」と期待していたが、レイノルズはここまで40打席を消化し打率.171、シャイナーは46打席で同.122と揃って低調。残されたオープン戦は1試合だ。

野間も打率.091、菊池は.188と、経験豊富な主力も低調。この日も長打を放った小園、オープン戦チーム1位の3本塁打を放っている田村ら若手の台頭はあるものの、左足くるぶしを痛めた秋山の状態も含め、攻撃陣に関する不安は尽きない。

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