6年ぶり全国トップ 高知でソメイヨシノのさくら開花 平年より1日遅い

さくら見頃予報(高知県)

 きょう23日(土)午後4時ごろ、高知でソメイヨシノのさくらが開花したと発表があった。平年より1日遅く、昨年より6日遅い春本番の便りとなった。

 なお、全国の中で今年一番早くソメイヨシノのさくらが開花したことになり、高知が全国トップになるのは2018年以来6年ぶりのこととなる。高知のさくらが満開となるのは30日(土)ごろの見込みで、4月上旬まで見頃が続く予想だ。

 また、あす24日(日)にかけて広い範囲で雨が降り、西日本から東日本ではさくらの開花を促す催花雨(さいかう)となるかもしれない。東京では週明け25日(月)にさくらが開花する予想になっている。

さくら開花・満開の定義

東京・靖国神社のさくら標本木(23日午後0時半ごろ撮影=ウェザーマップ)

 開花日とは、標本木(観察する対象の木)で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日。満開日とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日のことをいう。

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