弁護士が解説『クリエイター六法』刊行 受注から納品までのトラブル対策集

弁護士・宇根駿人さんと田島佑規さんによる『クリエイター六法 受注から制作、納品までに潜むトラブル対策55』が、3月21日に翔泳社から刊行された。

クリエイティブ分野に特化したリーガルサポートを行っている著者のもとに届いた法律相談から、よくあるトラブルを厳選。

集客から制作中、納品後など、各段階でのよくあるトラブルへの対応策と予防策が学べる。

クリエイターが陥るトラブルを厳選して掲載『クリエイター六法』

宇根駿人さんと田島佑規さんはそれぞれ、大道寺法律事務所と骨董通り法律事務所に所属。

2人は弁護士としての活動のかたわら、2018年よりWebサイト「デザイナー法務小僧」を運営。

無料法律相談の受付、契約書・見積書といった法務書類に関するサポート、制作・企画に関するアドバイス、セミナーやイベントの開催をおこなってきた。

『クリエイター六法』では、「飲み会の席で口頭で案件を受注した」「他社のデザインを渡され、『こんなふうに作って』と言われた」「不採用のデザイン案が勝手に使われていることに気づいた」「チームを脱退後、競合する事業をしないでね、と言われた」など法律相談から55つのトラブルを厳選。

著作権やフリーランス新法など、法律の基本も解説している。

なお、翔泳社のサイトでは『クリエイター六法』から一部を抜粋して編集したPDFデータが配布されている。

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