阪神がOP戦3勝目 佐藤輝第3号ソロ、開幕ローテ争う大竹・門別は共に好投

オープン戦
○ 阪神 4 - 2 オリックス ●
<3月23日・京セラD大阪>

阪神は23日、オープン戦でオリックスと対戦し4-2で勝利。前日4打数3安打と大活躍だった佐藤輝明が、この日もオープン戦3号となるソロアーチを放った。開幕2戦目の先発候補の大竹耕太郎と門別啓人が揃って登板し、好投でアピールをした。

阪神打線は1回、34打席ノーヒットだった中野拓夢が久々のヒットで出塁。一死一塁の場面で3番前川右京が左中間を深く破るタイムリーを打ち1点を先制した。4回には前の打席でタイムリーを打った先頭打者・前川が、今度は右中間にフェンス直撃のツーベースヒットを放った。前川は4番佐藤輝のセカンドゴロの間に三塁に進塁すると、続く5番糸原健斗のセンターへの犠牲フライで生還。2-0とリードを広げた。

5回表にオリックスに1点返されるも、裏の攻撃で7番坂本誠志郎と9番代打ノイジーが四球を選び、一死一・二塁で1番中野がこの日2本目のヒットを打ち、一死満塁とする。ここで2番島田海吏のセカンドゴロの間に三塁走者坂本が生還し、3-1とする。6回表にもオリックスが追加点を加え3-2となるが、裏の攻撃で先頭打者の佐藤輝がライトスタンドに飛び込むソロアーチを放ち、4-2と突き放した。

佐藤輝はこれで17日の中日戦から5試合連続ヒット。今週に入り2本塁打を放ち、絶好調ぶりを発揮した。

投手陣は、30日の開幕2戦目の先発を争う大竹と門別が揃って登板。先発の大竹は5回に紅林弘太郎とゴンザレスに連続ヒットを浴び、廣岡大志を併殺打に打ち取る間に1点を失うも、5回70球を投げ4安打1四球1失点4奪三振と安定したピッチングを披露した。2番手でマウンドに上がった門別啓人は、6回に太田椋にツーベースヒットを打たれ、西川龍馬にセンターへのタイムリーヒットを許したが、2回35球2安打1四球1失点と大竹に負けじとアピールをした。

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