バウアーがメキシカンリーグ入団会見で背番号「96」お披露目 「ここに来られて嬉しい」と笑顔見せるも……

メキシカンリーグの人気球団、ディアブロス・ロホス・デル・メヒコと1カ月の短期契約を結んだトレバー・バウアー投手が22日(日本時間23日)、現地で入団会見を行った。

◆【実際の動画】「ヒゲを剃ってスッキリ」精悍な表情で会見に臨んだトレバー・バウアー、背番号はDeNA時代と同じ「96」に

■メジャーのオファーを待つ短期契約

“メキシコの赤い悪魔”という意味を持つ、同球団の練習着で姿を現したバウアーは会見に臨むと「ここに来られてとても嬉しいです。ご来場いただきありがとうございます。皆さんのサポートに感謝します」と挨拶を済ませると、背番号「96」のユニフォーム姿を披露。チーム関係者とともに撮影に応じ、笑顔を見せた。

バウアーは先日、自身のXに「スプリングトレーニングの代わりとして、ディアブロスと4月11日(同12日)から5月8日(同9日)までの間、5試合に登板することで合意しました」と投稿。「MLBからのオファーが来たとき、すぐにローテーションに加われます」と記し、あくまでメジャー復帰を前提とした短期契約であることを明かしている。

バウアーは、24日(同25日)に本拠地で行われるヤンキース傘下のマイナーチームとのエキシビションに登板予定。2020年にはレッズでナ・リーグのサイヤング賞を受賞、名実ともにメジャーリーグのトップ選手に駆け上がったが、21年に性的暴行疑惑で出場停止処分に。その後、トラブルとなっていた相手とは訴訟で和解が成立。昨季は横浜DeNAベイスターズでプレーし10勝4敗、防御率2.76と健在ぶりを見せていた。

メジャー復帰を模索し続けているバウアーだが……実力を示すことで道が開けるかは未知数。歯に衣着せぬ発言や、特異なキャラクターを敬遠する球団も少なくない。可能性は限りなく低いと見る向きが多いのが現状だ。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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