原発事故の後、甲状腺がんと診断され、甲状腺を摘出した男性が自身の体験を語りました。
福島県郡山市で23日、行われたのは原発事故の後、甲状腺がんと診断された患者の体験を聞くシンポジウムです。福島県の調査では、これまでに300人あまりにがんやその疑いが見つかり、275人が手術しています。
シンポジウムでは事故当時小学4年生で、その後、高校生の時にがんと診断された福島市出身の林竜平さんが、これまでの体験を語りました。
林竜平さん「当時、すごくショックは大きくて。実際に半年後ぐらいに手術を受けたが(手術の)前後はすごく怖かった」
原発事故と甲状腺がんの因果関係ををめぐっては、患者が東京電力を訴えた裁判が続いています。