IT企業で「職場参観」青森電子計算センター

昼食を交えた参加者と社員の懇親会

 東奥日報社が青森県内企業と求職者のマッチングを応援する見学会「青森で働こう! ワークパーク・会社の参観日」が23日、青森市の青森電子計算センター(ACS、八島勝社長)で開かれた。来春就職に向けて活動中の高校・大学生、専門学校生とその父母ら20人が参加。社内見学や社員との交流を通じて、IT企業の役割と職場環境について理解を深めた。

 八島社長は「カクヒログループの一員として1965年に設立され当社が地域で果たしている役割を、楽しみながら知ってほしい」とあいさつ。同社が手がける自治体の住民データや病院、企業の業務システム、データ管理などの仕事を各部門の担当者が解説した。

 参加者は、オフィスやセキュリティーシステムの見学に続いて、昼食を交えた社員との懇談で勤務内容などを質問した。青森市の専門学校生は「自分に合いそうな仕事があって魅力を感じた」、同行の母親は「子供が就職したいという業界のことを一緒に学べて良かった」と話した。

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