前線強化図るユベントス、ヘタフェで復活中のグリーンウッドに関心か

ユベントスも関心のメイソン・グリーンウッド[写真:Getty Images]

ユベントスが、ヘタフェの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

現在セリエAで3位と来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)復帰が現実味を帯びてきているユベントス。新フォーマットで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2025への出場も先日決まり、選手層拡大の必要性が高まっている。

前線の選手では、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザとの契約更新に動いている他、今夏ラツィオとの契約が切れる元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンのフリーでの獲得を模索。そんな中、ヘタフェで復活の兆しを見せるグリーンウッドにも注目しているという。

マンチェスター・ユナイテッド生え抜きのグリーンウッドは、将来を嘱望される存在ながら強姦未遂などの容疑で2022年1月から活動停止。その後、2023年2月に訴訟が取り下げられると、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍が実現し、スペインの地で再起を図っている。

ヘタフェでレギュラーに定着し、ここまで公式戦27試合8ゴール5アシストを記録しているアタッカーにはバルセロナなどが関心。ユベントスもこの列に加わり、ここ数週間は状況の把握や調査に動いている模様だ。

現在マッシミリアーノ・アッレグリ監督が採用している[3-5-2]であれば、2トップの一角での起用も考えられるグリーンウッドだが、ユベントスは[4-3-3]や[3-4-3]といった新たなオプションを増やしたい意向とのこと。そのため、一対一に強く、キレ味鋭いウインガーを複数探しているという。

なお、ユナイテッドとグリーンウッドの契約は2025年6月まで。現時点で、ユベントスのグリーンウッド獲得はアイデア以上のものと見られており、今後の進展に注目が集まる。

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