松木玖生が分析、マリ戦で露呈した課題は? ウクライナ戦へ自信「調子はめちゃめちゃ良い」【U-23代表】

U-23日本代表は3月22日、国際親善試合でU-23マリ代表と対戦し、1-3で敗戦を喫した。

立ち上がりから主導権を握り、開始2分に幸先よく先制も、34分に同点ゴールを献上してからは相手のペースに。攻守に圧倒され、さらに2点を追加された。最後まで出場はなく、ベンチから戦況を見守っていた松木玖生は、この試合をこう振り返った。

「外から見ていて、相手の勢いがさらに上回ったなという印象で、別に日本もそこまで悪い試合はしていなかったですけど、相手がそれを圧倒してきて、自分たちも押される形になったというのは思いました」

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次戦、25日のU-23ウクライナ代表戦は、パリ五輪最終予選前、最後の調整の場となる。

「次のウクライナに関しては、全然、マリとは違うサッカーをしてくると思います。繋いでくる相手に対して、自分達はハイプレスのオプションもありますし、ミドルブロックでのプレスのかけ方もオプションとしてあります。色んなプレスのかけ方でショートカウンターを引っかけたり、そこから得点を奪いにいくところも、練習から意思疎通できているので、そこはイメージしやすいかなと思います。

自分が出た時には、いかにゴール前でかかわって、得点やアシストのところに貢献できるか。いつ出番がきてもいいように準備したいと思います」

特にマリ戦での課題に挙げたのはパスの精度の部分。「奪った一本目のパスがズレていたり、そういうのがたくさんあった」とした松木は、「つぎのウクライナ戦ではそこの課題もしっかりと修正していきながらチャンスをモノにしていきたい」と改善を誓った。

「(ゴールを)決めたいですね。調子はめちゃめちゃ良いです」と自信をのぞかせる松木のプレーに注目だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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