台湾旅行会社の横暴な要求が日本側を困らせる―台湾メディア

台湾の旅行会社の横暴な要求が日本側を困らせているとの投稿が話題になっている。

台湾の旅行会社の横暴な要求が日本側を困らせているとの投稿が話題になっている。聯合新聞網や三立新聞網など、複数の大手台湾メディアが報じた。

報道によると、日本の旅行会社の海外窓口部門で働いているという台湾人ユーザーがこのほど、フェイスブック上で台湾の旅行会社の振る舞いに不満を漏らした。同ユーザーは「コロナが収束してから台湾の同胞がたくさん日本を訪れ、業績に貢献してくれていることには感謝している」としつつ、「だが台湾の旅行会社には海外の文化を理解してほしい」と訴えた。

同ユーザーによると、台湾の一部の旅行会社は日本のホテルの部屋を確保できないことを恐れて一度に大量の部屋を予約するも、ツアーへの申し込みが埋まらないからと平気で全数キャンセルするといい、「すでに何軒ものホテルを怒らせている」と苦言を呈した。

また、数部屋しか予約していないにもかかわらず「付き合いが長いから」と割引きを要求することもあるそうで、「よく恥ずかしげもなく言えるなと。私はもうホテル側になんて伝えればいいか分からない」とお手上げ状態であることを明かした。

さらに、当日の朝一番で連絡してきて「客の希望で旅程を変えるのでもともと予約していたチケットやレストランの代金を差し引いて清算してほしい」と言われることもあるとし、「こういう旅行会社が台湾で問題になっていないのか、ガイドは営業許可証を持っているのかと本当に疑問に思う。当日キャンセルで返金しないのは常識だろう」とあきれた。

同ユーザーによると、会社内でも笑いの種になっており、中国本土人の同僚からは「台湾人って本当にこんなにケチなの?」と言われる始末だという。

この投稿に、他のユーザーからは「本当にお疲れ」「かわいそうだな」「台湾人は台湾人に対して遠慮がないからな」「ホテルのスタッフが中国語を話せると分かった台湾人ツアーガイドが、そのままツアー客をホテル側に丸投げしているのを見たことがある」「確かに、まったくプロ意識のない旅行会社がたくさんある」「どこにでもネズミのふんがいる。観光業界も例外じゃない」といった声が寄せられていたという。(翻訳・編集/北田)

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